【2025年度カレンダ】うるしのおはし ネイビー×イエロー【木製漆塗箸】

「おいしい一口の、お手伝いを。」

繊細な口当たりと、
しっくりくる持ち心地を大切にした
うるしのおはし です。

漆とはウルシの木の幹から採取される樹液で、
耐久性・安全性に優れた天然素材です。

固まるととても頑丈で、
水・熱・酸・アルカリに強く
抗菌効果も備えており、
毎日使うおはしにうってつけです。


◆ 豆も、麺も、魚も食べやすく、おいしさを引き立てます

「漆の塗箸は滑って掴みにくい」というお声を聞くことがあります。
たしかに、
漆の美しいツヤを発揮させる質感に仕上げる場合、
お箸としては少々滑りやすく使い手の技術が求められる
使い心地になることもあります。

漆は、調合や塗り方、研ぎ方、硬化方法などの工夫によって
さまざまな質感に仕上げることができる不思議な天然素材です。

その特性を深く知り、「塗り」を専門とする作り手を
塗師（ぬし）と呼びます。


高級感ある美しい光沢の漆塗箸はもちろん良い。
だけど、もう少しカジュアルに、幅広い方にとって
気軽に使える漆塗箸があっても良いのではないか。

ー そんな想いから、塗師の技術を活かした
うるしのおはし が誕生しました。

すべりにくく快適にお使いいただけるよう、
ややマットな質感にこだわった漆塗りで仕上げています。

箸先は、食材の口当たりを邪魔しない細めの丸型。
持ち手は角型で、軽いながらもしっかりと安定する持ち心地です。

全長23cmは、男女どちらでも使いやすい一般的な長さです。
細身の箸は手の動きが伝わりやすく、
お子さまからご年配の方まで幅広くお使いいただけます。

木地素材の鉄木は、非常に硬く腐食に強い木材です。
頑強な鉄木を漆塗りでさらに強くすることで、
細身でも折れにくく丈夫なお箸に仕上げています。


◆ 漆とは

天然の塗料・接着剤としての役割を果たし、
日本では縄文時代から漆の活用が確認されています。

その堅牢性・耐久性や美しさにより、日用品としての漆器、
美術品、建物や仏像など古来より幅広く用いられています。

ウルシの木に傷を付け、滲み出てきた樹液を採取し、
濾過したものを生漆(きうるし)といいます。
用途に合わせて精製し、下塗りや上塗りを施します。

漆は、空気中の水分から酸素を取り込み、
成分を酸化重合させて硬化していきます。
水分を蒸発させて固まるのではなく、
水分を得て硬化していく反応です。

その特性から、
硬化後も水分を蓄えているような触感となり、
人間の肌の水分と呼応して「心地よい触り心地」
として感じられるのだといいます。

漆の漢字は、水を表す氵に木、人、水と書きます。
「木と人が、水を介して繋がる素材」
そんな風に、昔の人は感じたのかもしれません。


◆ 工程

木地固め
… 木地にたっぷりと生漆を染みこませて丈夫にします。
メスリ
… 木目にサビ漆(砥粉＋生漆)を入れて目留めをします。
研ぎ
… 硬化後にサンドペーパーで水研ぎをして肌を整えます。
色漆
… 透漆(すきうるし)と顔料を合わせて、色漆を作ります。
上塗り
… ２回上塗りし、漆が固まれば完成です。


※ひとつひとつ手作業で制作しているため、
色味や質感・サイズに若干の個体差が出る場合があります。
また、色漆の特性として、
時間経過とともに色味がほんの少し明るくなる場合があります。
閲覧環境により色の見え方が異なる場合があります。


◆ 素材

天然木(鉄木)、漆、顔料

◆ サイズ

長さ 23cm　
持ち手(角)先端 7mm×7mm　
箸先(直径)先端 2mm

◆ お取り扱い

・特別なお手入れは必要ありません。
　普段お使いのお箸と同じようにお取り扱いください。

・やわらかいスポンジに食器用洗剤を付けて洗った後、
　自然乾燥でも大丈夫です。

・天然木材を用いているため、
　食洗機の使用や長時間水に浸しておくことはおすすめできません。

・漆塗膜は十分に硬化しているため、
　使用によりかぶれる心配はありません。
　（漆に非常に敏感な体質の場合は、ごく稀にかぶれることがあります。）

・直射日光が当たる場所での保管はお避けください。

◆ ギフト包装
オリジナルギフトボックスに入れて包装紙でお包みします。
ギフトボックスは1膳用、2膳用がお選びいただけます。
複数点をまとめてひとつに包装ご希望などの場合は、
備考欄にご記入ください。


◇ 10色からお好きな色を選べる うるしのおはし ◇

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