【2024年最新】 手紡ぎ糸・手編みのセーター

スクエアネックのセーター

素材：羊毛（メリノ・コリデール・チェビオット）
使用糸量：715g
サイズ：メンズM(身幅54㎝・着丈65㎝)
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手紡ぎ糸、手編みの軽くて暖かいセーターを体感して頂きたくて。

メリノは、羊の中で繊維が最も細い種で、繊維が柔らかく肌触りが良いのが特徴です。チェビオットは弾力性があります。セーターの様に、少しでも軽くて暖かに仕上げたい時には、チェビオットをMIX。
チェビオットの弾力性が糸に膨らみを持たせる役目を果たし、空気を十分に抱き込むことにより保温性の高い暖かで軽やかな毛糸になります。互いの良さを生かしあえる心強い相棒です。

冬は、上着を羽織るため、あまり厚手にならぬよう考慮しました。
コートを着始める前に、紅葉の季節のなかを、少しだけ秋風を感じながら、このセーターと共に歩いて頂けたら幸せに思います。

紡ぎは、バタースコッチカラーをベースに、トルコブルー、パープル、白などをアクセントカラーとしてランダムに配してみました。
秋の紅葉時期の銀杏並木をイメージして、黄色でもなく、オレンジ色でもなく、カーキ色に近い色合いに紡いでみました。

編み方も立体的で凹凸のある鹿の子編みで手編みのため、更に手加減により空気の層をつぶさず抱き込んでいます。
手紡ぎ糸を手編みすることで、羊の原毛の良さを最大限に引き出すことが可能となります。
衿は折っても立ててもお好みで。
袖口は、折り返しやすい編み方をしています。

同じ糸でも、編み針の太さが違うと、まるで風合いの異なるものになってしまうため、編みの試作も大切な仕事です。

洗濯の仕方：
洗剤(ウール洗い用)はほんの少しで。原毛の脂分を落とし過ぎると、保温性が落ち、暖かさが失われます。
ぬるま湯で軽く押し洗い。もみ洗いすると、フェルト化して縮みます。
ゆすぎもぬるま湯で。温度変化によるフェルト化を避けるためです。
脱水は30秒。
形を整えて、平置きの状態で自然乾燥させて下さい。