【2025年度カレンダ】尾張七宝　３寸玉形　梅詰め赤透け花瓶

＊現在、こちらの製品は受注生産となっております。
納期は約２ヶ月程頂戴致しております。

「１００年以上愛され続ける、伝統的な尾張七宝の立体作品」

かつて、一つの作品で家が建つとも言われるほどの名品が尾張七宝には存在しました。
残念ながら後継者不足などを主因に、現在それほどのものを作れる環境はすでになく、再現不可能とも言われます。
そのように言われることは作り手として非常に悔しく思っています。（加藤芳朗）

技術はまだある！
加藤七宝製作所ではその主要技術（有線技法、本研磨など）のほとんどはしっかり継承されており、今もなお伝統美を守り作り続けています。

「３寸玉形　梅詰め赤透け花瓶」
花瓶全体に梅の模様をちりばめたデザインのため、「梅詰め」（うめづめ）と呼ばれ、赤透けと不透明白色がおりなすコントラストがとても印象的で、大変華やかな作品。
また図案の原型は明治時代からあったとも伝わる、尾張七宝を代表する作品です。
製作には少なくとも約２ヶ月が必要で、大変な根気と技術を要する逸品となります。「小さいながらも上質」を形にしました。

［作品情報］
仕様：有線本七宝、本研磨仕上げ
サイズ：高さ約９cm
素材：銅、銀、釉薬、真鍮

専用桐箱と花台付き

＊熟練の職人が製作しておりますが、手作り品のため画像と若干の差異が出る場合があります。また、ご利用の環境（モニターなど）によっても色味など若干異なって見える場合がございますので、予めご了承ください。

＊桐箱の仕様は予告なく変更となる場合がございます。予めご了承ください。


『そもそも尾張七宝とは？』
まず七宝とは銅や銀などの金属を土台に釉薬を焼き付けたものです。その起源は紀元前の古代エジプトにあると言われています。
七宝の中でも尾張七宝は日本の七宝の本流にあたり、七宝で唯一、国指定の「伝統的工芸品」となっています。先人が築き上げた歴史と技を基本とし、愛知県は七宝町を中心としてつくられる七宝が尾張七宝です。
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